山の遊び舎はらぺこ
子育てを考える集い

「子育てを考える集い」とは、子どもをとりまく環境や子どもの育ち、そして子どものより良い未来について地域の方々と共に考える場として、山の遊び舎はらぺこが主催しているイベントです。

第12回子育てを考える集い 無事終了しました!

19/10/13

 最高の秋晴れの空の下、第12回子育てを考える集い「集まれ!今と昔のこどもたち 東春近ちいきさんぽ」が無事開催されました。100名を超える参加者で大いに賑わった1日となりました!

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 午前中の「お話会」では、まず、午後のお散歩の講師のお二方がそれぞれご登壇されました。竹松さんは東春近の歴史・文化について、大村さんは東春近の自然について、好奇心をくすぐる面白いお話をしてくださいました。
 その後は講師のお二方に加え、東春近小学校の小池校長先生、はらぺこ保育士の小林成親先生、そして東春近で暮らすはらぺこ園児の保護者によるパネルディスカッションが行われました。
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 竹松さんからは、やっぱり自然と出会うことを大切にして欲しい、そしてそれは大人が用意したものを子どもが体験するだけではだめなんだという思いを伝えていただきました。
 大村さんは、地域の人々が学校に関わることが子どもたちの支えになるというお話をされました。伊那アルプスロードの計画でこの地域も大きく変わってしまうだろう、伊那のこの自然をよく覚えておいて欲しいし関心を持ち続けて欲しいという言葉も心に残りました。
 小池先生には、学校のカリキュラムがどんどん増えて子どもが自然に向き合う時間がなかなか取れない中での様々な取り組みを紹介していただきました。
 小林先生は堀江敏幸の著書を引用して、子どもたちが“風景をつくる”という考えについて話されました。
 園児の保護者からは以前の東春近について聞くことができました。
 過去どんなふうに過ごしたか、現在どのような取り組みをしているのか、これより未来何が大事になるのか、上記に書いた以外にも様々な思いが語られました。とても興味深いお話ばかりで、幼少期の自然体験がいかに大切かなどを考えさせられました。
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 午後からは「お散歩」をしました。
 Aコースは、竹松さんと『殿島城址歴史巡り』。春近郷ふれあい館から殿島城址公園までの山道を登りながら、東春近の歴史についてのお話をお聞きしました。織田信長など歴史の教科書に出てきた名前が次々登場し、歴史好きでなくても大興奮の貴重なお話がたくさん聞けました!
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 Bコースは、『秋のいきもの探索』。はらぺこの園庭から裏山を巡って戻るお散歩です。たくさんの虫に出会い、大村さんの説明に驚きや驚嘆の声があがったりしました。幼い頃に夢中だった昆虫採集の話しや虫との思い出、最近行ったお子さんとの昆虫採集の話しなどをお散歩しながら聴けたのも豊かな時間でした。みんな虫取り網を片手に楽しく過ごしました!
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 殿島城址公園での「遊びフィールド」も大変盛り上がりました!
 キッチンカーや飲食店のテントが並び、焚き火に竹パンがかざされ、馬がソリを引いていて。青空美容室が開かれ、木工やTシャツ染めなどのワークショップも賑わっていて。子どもはのびのびと走り、遊び、大人はベンチでくつろぎ笑いあう。夢のような空間でした。
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 『ミニお散歩』も多くの方にご参加いただきました。森の中にたくさん落ちていたどんぐりや栗、小さな野生の柿の実に子どもたちは大喜びでした。
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 第12回子育てを考える集いは、好天に恵まれ、ゆったりと心地よい時間を過ごすことができました。秋の東春近を皆さんと一緒に味わえました。
 Facebookでも2019年10月6、7日に当イベントの詳しい報告を載せていますので、是非ご覧ください!

 遊びに来てくださった皆さん、出店してくださった皆さん、協賛、後援くださった方々、ご協力くださった全ての方々に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!
 また次回、開放日やイベントでお会いしましょう!
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